2025.02.26
断熱性能と計画換気の効果を最大限生かす「気密」とは
隙間を少なくした(家の内と外の空気の出入りを少なくした)高気密は、その性能値をC値として計測して数値化することができます。C値はゼロに近づくほど気密性が高く、過去に次世代省エネ基準として定められていた際はC値5.0c㎡/㎡以下(秋田県・岩手県・青森県・北海道はC値5.0c㎡/㎡以下)が基準とされていました。(2009年に撤廃)

高気密住宅の最大のメリットは、室内の温度や湿度をコントールしやすさにあります。せっかく高い断熱性能を導入してもC値が大き(隙間が大きい)ければ、真価を発揮することはできません。暖かいダウンコートを着て前ボタンやチャックを開けている状態と同じです。下表のように、C値が計算上のUa値に大きく影響するのです。つまり、高気密住宅は快適かつ光熱費の掛からない省エネな生活をする上で、気密性能(C値)はとても大切な性能なのです。
また、計画換気には高気密であることがとても重要となります。気密性の低い住宅では隠れた隙間から空気が入り込み、フィルターを通さずに新鮮な空気はほとんど入ってこなくなってしまいます。

では高気密な住宅で暮らすにはどうすれば良いのでしょうか。
気密はそれぞれの現場ごとに測定するしかありません。気密は現場の大工がどれだけ丁寧な仕事をしたかで変わります。当社では、第三者機関による気密測定を全棟で実施し、証明書を発行しています。さらに、一般的な高気密住宅がC値1.0c㎡/㎡以下と言われる中で、30坪の住宅で隙間がハガキ半分相当のC値0.4c㎡/㎡以下を性能基準と定めています。

・直近の測定日と測定結果
2025年4月3日 蓮田市 C値0.17c㎡/㎡
2025年3月31日 上尾市 C値0.18c㎡/㎡
2025年3月3日 伊奈町 C値0.33c㎡/㎡
2024年12月26日 伊奈町 C値0.24c㎡/㎡
2024年11月28日 白岡市 C値0.18c㎡/㎡
2024年10月11日 白岡市 C値0.34c㎡/㎡
※豊田工務店の気密性能基準は「C値0.40c㎡/㎡以下」です。
