家づくりで知っておきたい資金計画
埼玉県久喜市・白岡市・上尾市・蓮田市を中心に、アトリエ建築家と熟練した職人によるこだわり抜いた注文住宅を手がける「株式会社豊田工務店」では、お客様の人生設計までを考えた家づくりを行っております。
ただ“建てる”のではなく、住宅ローンや将来の家計(生活)までを考えたご提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。こちらでは、家づくりで知っておきたい“お金にまつわる基礎知識”をご紹介します。
住居費は人生の三大支出~バランスが命~
人生でかかる大きな出費として、住居費・教育費・老後費があります。これを「人生の三大支出」と呼びます。ここで大切になってくるのがそのバランス。たとえば、住居費ばかりが突出した金額になってしまったとしましょう。家計のトータル収入は、ほぼ決まっている状態ですので、別の費用を削る必要が出てきます。ここで、「子どもの教育費だけは譲れない!」とし、老後費を下げたとしましょう。その結果、立派な家も建ち、子どもたちも満足のいく教育が受けられるかもしれませんが、お金に困る老後となってしまいます。
このように、三大支出のバランスが保たれることは、その後の人生設計にも大きく影響を及ぼす重要な項目です。「どの程度の予算を組むのか?」「どんなローンを利用するのか?」などの観点から、家づくりにかかるお金の問題は慎重に考えるようにしましょう。
ローン選びの3つのポイント
“住宅ローン”と一口に言っても、その種類はなんと約4800にも及ぶそうです。にもかかわらず、よく比較検討しないまま、なんとなく商品を選ばれている方がほとんどかもしれません。住宅ローン選びひとつで、その後の人生は大きく変わります。以下では、住宅ローン選びのポイントについてご紹介します。
ポイント1:金利の違いが大きな差を生む
あなたがお買い物をするとき、値引き率が2%と3%では、そこまで差を意識しないかもしれません。しかし、20~35年という長期返済の住宅ローンでは、その2%と3%のわずかな差が最終的な支払い金額に大きな違い生むことにお気づきでしょうか?
たとえば、3000万円の住宅ローンを金利2%で組んだとします。この場合のローン利息は概算で1,180万円です。一方、金利3%では、なんと利息が1,850万円。実に700万円ほどの差が生まれてしまいます。このように、金利だけでなく、ローンは返済期間やタイミングなどが少し違うだけで、最終的な支払額に大きな差が生まれてしまいます。大切なのは、ご自身の将来設計をよく考えた上で、それにあった金融商品を選ぶことです。
ポイント2:「頭金が多ければいい」は正しい?
住宅ローンを組む際に支払う頭金。この金額が多ければ多いだけ、月々の返済額が抑えられる、もしくは返済期間が短くできるため、「少し無理をしてでも多くの頭金を用意しよう」とお考えになるかもしれません。
確かに、すでに蓄えがあるのなら、将来設計を考えた上でできる限りの頭金を用意するのがベストです。しかし、これから貯蓄をしようと考えているのであれば、少しだけ考え方を変えてみましょう。
第一に、頭金を貯めている期間にも家賃という住居費がかかっています。これは出ていくだけのお金であり、ご自身の資産にはなりません。さらに、現在は住宅ローンの金利が1〜2%と低水準。つまり、早めにマイホーム購入をした方が得になる可能性が高いと言えます。早く住宅ローンを組めば、返済のタイミングもその分早くなります。結果的に、老後の家計を圧迫せずに済むといったメリットも考えられます。
ポイント3:プロへの相談がおすすめ
住宅ローンをいつ、どうやって、どう組むべきなのか。その適切な解答を導き出すには、豊富な知識と経験が必要です。一般の方がそのノウハウを独学で身につけるのは難しいと言わざるを得ません。
そのため、まずは家づくりのプロに相談されるのがおすすめです。それぞれの方に合った住宅ローンの提案はもちろん、その後のライフプランニングまで行ってくれるところなら、安心してお願いできるでしょう。家づくりは未来づくり。幸せな将来を送るためにも、ぜひ豊田工務店までお問い合わせ・ご相談ください。